第42回宮崎・鹿児島しゃくなげ会

（技術研修会 司会） 宮崎大学 教授 末吉　益雄

基調講演：『子牛の運動器疾患：最近の症例紹介』
講師：宮崎大学　農学部　獣医学科外科学 教授 日髙　勇一

講演：『セレン・ビタミンEの重要性～白筋症発生農場の事例をもとに～』
講師：株式会社やまさき動物病院 山崎　野枝

情報提供『輸液療法を考える-ケトーシスに対する酢酸リンゲル糖液の治療効果-』
講師：Cattle Research Center　代表　小岩　政照

総合質疑

第42回宮崎・鹿児島しゃくなげ会研修会は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からオンライン配信（YouTube）による研修会とし、2021年7月16日（金）にライブ配信、18日（日）まで録画配信により約200名にも及ぶ視聴者に参加いただき開催されました。宮崎大学末吉益雄先生を研修会座長に２名の先生方にご講演いただきました。まず宮崎大学獣医外科学研究室の日髙勇一先生から「子牛の運動器疾患-最近の症例紹介-」というタイトルで、実際に大学に依頼された症例をもとに診断、外科治療について、詳細に説明いただきました。更に予後、出荷時の状況まで紹介いただいたことから、外科疾患における診断、治療の重要性、有用性がより理解できました。次にやまさき動物病院の山崎野枝先生から「セレン・ビタミンEの重要性～白筋症発生農場事例をもとに～」というタイトルで、セレン、ビタミンEの基本的な情報から、実際に白筋症が発生した農場の事例、その対処法について紹介いただき、不足しがちなセレン、ビタミンEの重要性が理解できました。また話題提供として、酪農学園大学名誉教授の小岩政照先生から「輸液療法を考える」としてケトーシスに対する酢酸リンゲル糖液の治療効果に関する講演もいただくなど、幅広い研修会を開催することができました。宮崎しゃくなげ会の林淳会長、総合司会をおつとめいただいた宮崎県農業共済組合 家畜診療部長 河野博人先生をはじめ、しゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。

所属先は、どちらになりますか？

年齢は、おいくつになりますか？

本日の研修会は、ご満足頂けましたでしょうか？

本日の研修会は、今後の業務へ活かせる内容でしたでしょうか？

しゃくなげ会のホームページはご存知でしょうか？