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第38回宮崎・鹿児島しゃくなげ会

INDEX

概要

開催場所・日時

2016年07月29日(金)

宮崎観光ホテル 宮崎県宮崎市松山1-1-1  0985-27-1212

講演:「繁殖障害の診断および治療に関する最近の知見」
講師:宮崎大学 農学部獣医学科産業動物臨床繁殖学研究室 助教  北原 豪

講演:「生産現場における肉牛用(黒毛和種牛)の特性を理解した繁殖管理」
講師:みやざき農業共済組合 家畜診療部生産獣医療課  上松 瑞穂

ZENOAQ情報コーナー:「繁殖関連製品紹介」
講師:日本全薬工業(株) 営業本部学術部 シニアアドバイザー 大橋 秀一

ダイジェスト

2016年7月29日、宮崎観光ホテルにて、第38回宮崎・鹿児島しゃくなげ会研修会が産業動物臨床獣医師を中心に、約130名ご出席のもと盛大に開催されました。宮崎大学北原豪先生が「繁殖障害の診断および治療における最近の知見」と題し、臨床バイオマーカーに関し、最近国内でも知られるようになってきた、繁殖に関連する、抗ミューラー管ホルモンによる性腺の評価、遺伝子を用いた予測、さらに「子宮の評価」、「繁殖管理」等ご自身の研究成果、国内外の文献から最近の知見を紹介いただきました。講演の最後は「目指すべき繁殖障害治療および繁殖管理の在り方」についてお話しされ、今後の指標になったのではないかと思います。
続いて、みやざき農業共済組合上松瑞穂先生が「生産現場における肉用牛(黒毛和種牛)の特性を理解した繁殖管理」と題し、黒毛和種雌牛の繁殖成績及び黒毛和種牛の代謝プロファイルテスト(MPT)と繁殖についてご講演されました。黒毛和種雌牛の繁殖成績は、先生が現場で集めた約3.5万頭の膨大なデータを解析されたもので大変説得力がありました。また、代謝プロファイルテスト(MPT)と繁殖についても、牧草の栄養、周産期等のステージ、産歴、地域、飼育規模等様々な解析を行い、MPTで得られるデータからの問題点の抽出、具体的な指導による解決策の実例が示され、明日からすぐに応用できることが数多くありました。
研修会講師は当初予定していた先生のご病気により変更となりました。しかし、急な依頼で時間もあまりない中、快く講師をお引き受けしていただいた両先生にあらためて深謝いたします。
意見交換会では、昨年同様に牛乳で乾杯が行われ、非常に盛り上がりました。
宮崎しゃくなげ会矢野会長、鹿児島しゃくなげ会渕上会長、総合司会をおつとめいただいた有川副会長はじめしゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。

アンケート結果

所属先は、どちらになりますか?

年齢は、おいくつになりますか?

本日の研修会は、ご満足頂けましたでしょうか?

本日の研修会は、今後の業務へ活かせる内容でしたでしょうか?

事務局(ゼノアックスタッフ)の対応は、如何だったでしょうか?

しゃくなげ会のホームページはご存知でしょうか?