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第32回 宮崎・鹿児島しゃくなげ会

INDEX

概要

開催場所・日時

2009年07月24日(金)

ワールドコンベンションセンターサミット 宮崎市山崎町浜山 0985-21-1116

講演:「動物福祉の世界的潮流は、日本の畜産に何をもたらすか」
講師:東北大学大学院農学研究科応用生命科学専攻 教授  佐藤衆介

講演:「豚繁殖障害の予防と治療」-生産性の向上を目指して-
講師:農事組合法人日高養豚場社長(獣医師)  日高良一

ゼノアックトピックス:「周産期疾患に対応した新製品の紹介」
ゼノアック営業推進本部学術担当部長 角田映二

ダイジェスト

平成21年7月24日(金)、ワールドコンベンションセンターサミット(宮崎)において、第32回宮崎・鹿児島しゃくなげ会合同技術研修会が開催された。本研修会は、第20回大会より両県の獣医畜産技術者が互いに情報交流することで南九州の畜産振興に寄与することを目的に合同研修会となり、昨年度は鹿児島しゃくなげ会が担当し、城山観光ホテル(鹿児島)で開催された。
今回の研修会は、宮崎大学の堀井洋一郎教授の司会進行により、2つの学術講演が行われた。学術講演1では、東北大学大学院農学研究科教授の佐藤衆介先生に「動物福祉の世界的潮流は、日本の畜産に何をもたらすか」と題し、家畜に対するアニマルウェルフェアの日本指針とEUやアメリカの動きについて詳しく解説して頂いた。佐藤先生は、日本の指針を検討する委員でもあり、今年の3月に畜産技術協会で豚と搾乳牛の飼養管理指針が作成されたとのことであった。学術講演2には、日高養豚場理事長の日高良一先生に「豚繁殖障害の予防と治療」と題し、農場主として養豚経営者の立場から農場生産性を向上させる豚の繁殖管理ノウハウが紹介された。特に無発情と不受胎(リピートブリーダー)をいかに改善するかが重要であるとのことであった。
動物福祉に関するテーマ、養豚管理に関するテーマは、これまでの診療技術に関係するテーマから少し趣の変わった研修内容であったことから、養豚関連獣医技術者も参加され、例年より参加者数も多く、幅広いニーズに応えた有意義な技術研修会であった。

アンケート結果