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第2回 南東北しゃくなげ会

INDEX

概要

開催場所・日時

2012年06月29日(金)

福島ビューホテル 福島市太田13-73 024-531-1111

【テーマ】『これからの産業動物獣医療』 ~生産性阻害要因の対策~感染症についてパートⅡ ~

基調講演:「地方病性牛白血病の現状と対策」
講師:国立大学法人 岩手大学 農学部附属動物医学食品安全教育研究センター 専任教授   村上 賢二

〈パネルディスカッション〉
「パネラー発表」 
(1)「酪農現場で診られる蹄病」
福島県農業共済組合連合会 いわせ石川家畜診療センター 所長 角田元成
(2)「牛ヨーネ病の症例」
宮城県北部家畜保健衛生所 技術主査  真鍋 智
(3)「臨床現場における 成牛型牛白血病の現状と課題」
山形県農業共済組合連合会 置賜家畜診療所(西置賜出張所)技師   新 史明

ゼノアックトピックス:「鉱塩セレニクス60 TZ」
講師:ゼノアック 営業推進本部学術部副部長  角田映二

ダイジェスト

2012年6月29日(金)、福島ビューホテル(福島市)において、第2回南東北しゃくなげ会(鈴木直人会長)研修会並びに総会が開催されました。本会は、3年前に山形しゃくなげ会、福島しゃくなげ会、宮城しゃくなげ会の3つのしゃくなげ会が合併して南東北しゃくなげ会が設立され、山形県で初回開催されましたが、一昨年の宮崎県の口蹄疫発生、昨年3月11日の東日本大震災のため2年続けて開催が中止されました。今年は、無事に開催することができ、参加者(約90名)からも安堵の声が聞かれました。基調講演には、岩手大学農学部付属動物医学食品安全教育研究センター専任教授の村上賢二先生が「地方病性白血病の現状と対策」と題し、牛白血病ウイルスが関与する伝染病である本病の特徴と伝播様式、近年の我が国における牛白血病の現状及び本病の汚染農場清浄化の取組み事例と清浄化対策について講演されました。正しい知識を持って、正しく清浄化対策を講じるならば本病を制御できることを参加者の多くが理解できる講演内容でした。テーマ「これからの産業動物獣医療」~生産性阻害要因の対策~感染症についてパートⅡ~のパネルディスカッションでは、福島県酪農業協同組合生産部診療課長の鈴木真一先生がコーディネーターを担当され、各3県のパネラーの発表と参加者全員による総合討論が行われました。パネラーには、NOSAI福島いわせ石川家畜センターの角田元成先生が「酪農現場でみられる蹄病」、宮城県北部家畜保健衛生所の真鍋智先生が「牛ヨーネ病の症例」並びにNOSAI山形置賜家畜診療所西置賜出張所の新史明先生が「臨床現場における成牛形牛白血病の現状と課題」と題して、それぞれ発表されました。総合討論会には村上先生も加わり、パネラーの先生方と会場の参加者との活発な質疑応答・意見交換が行われ、臨床現場での感染症対策に役立つ研修会となりました。

アンケート結果