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第7回南東北しゃくなげ会
INDEX
概要
開催場所・日時
2017年06月08日(木)
ホテルキャッスル山形 山形市十日町4-2-7 023-631-3311
【テーマ】「これからの産業動物獣医療」~臨床現場における生産性阻害要因とその対策(和牛の飼養管理)~
基調講演:「黒毛和種の飼養管理」
講師:さの・かーふさぽーと 代表 佐野 公洋
〈パネルディスカッション〉
「パネラー発表」
(1)「母牛の栄養状態と分娩遅延の関係について」
宮城県農業共済組合 県南家畜診療センター 診療課 技術主査 馬場 久美子
(2)「受動免疫移行不全の要因調査について」
山形県農業共済組合 中央家畜診療所 損防課 係長 本田 祥子
(3)「黒毛和種肥育農場における呼吸器病対策の一事例」
福島県農業共済組合 会津家畜診療センター 次長 板垣 保
ゼノアック情報コーナー「製品紹介」
講師:日本全薬工業(株) 営業本部学術部 PAテクニカルサービスチーム 西川 史人
ダイジェスト
2017年6月8日、ホテルキャッスル山形にて、第7回南東北しゃくなげ会研修会が産業動物臨床獣医師を中心に、約110名ご出席のもと盛大に開催されました。メインテーマを「これからの産業動物獣医療~臨床現場における生産性阻害要因とその対策(和牛の飼養管理)~」とし、基調講演はさの・かーふさぽーとの佐野公洋先生が「黒毛和種の飼養管理」と題し、ご講演いただきました。黒毛和種牛の特徴、母牛や子牛の飼養管理方法について、実際の現場でのデータをもとに大変わかりやすく説明いただきました。疾病の予防に関わる内容が多く、質疑も活発に行われ、非常に好評でした。その後、山形県農業共済組合の前田先生をコーディネーター、佐野先生をアドバイザーとし、パネルディスカッションが行われました。パネラーはNOSAI宮城馬場先生、NOSAI山形本田先生、NOSAI福島板垣先生の3名で、分娩前の母牛から出生後の子牛における対策までを、栄養状態や免疫、疾病予防対策といった観点から具体的な事例を交えて発表され、その後活発な質疑応答がなされました。意見交換会では、昨年同様に牛乳で乾杯が行われ、非常に盛り上がりました。南東北しゃくなげ会矢野会長、総合司会をおつとめいただいたNOSAI山形藤倉先生はじめしゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。