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第4回 南東北しゃくなげ会
INDEX
概要
開催場所・日時
2014年06月19日(木)
ホテルキャッスル山形 山形市十日町4-2-7 023-631-3311
【テーマ】「これからの産業動物獣医療~生産性阻害要因の対策~」生産性向上の為に出来る事
基調講演:「エンドトキシンと牛の病態」
講師:動物衛生研究所 病態研究領域 新井鐘蔵
〈パネルディスカッション〉
「パネラー発表」
(1)「酪農場における 集中支援型リスク管理活動」
山形県農業共済組合連合会 置賜家畜診療所 西置賜出張所 技術主査 戸田 洋幸
(2)「血中エンドトキシンを測定した牛の症例について」
福島県農業共済組合連合会 いわせ石川家畜診療センター 主幹 武地 禎美
(3)「母牛の栄養管理と初乳・代用乳給与が子牛の血液性状及び疾病発生に及ぼす影響」
山形県農業共済組合連合会 家畜診療研修所 技術主査 三山 豪士
(4)「子牛の免疫細胞数に影響を及ぼす要因解析とその対策」
宮城県農業共済組合連合会 家畜診療研修所 技術主査 松田 敬一
ゼノアックトピックス:「現場におけるZENOAQの取り組みについて ~その一例~」
講師:日本全薬工業株式会社 営業本部BB事業部南東北事業所 大野 哲史
ダイジェスト
2014年6月19日、ホテルキャッスル山形にて、第4回南東北しゃくなげ会が産業動物臨床獣医師を中心に約90名のご出席のもと盛大に開催されました。メインテーマを「これからの産業動物獣医療~臨床現場における生産性阻害要因とその対策~」とし、基調講演は動物衛生研究所の新井先生が「エンドトキシンと牛の病態」と題し、ご講演いただきました。エンドトキシン(LPS)の生物活性、LPS血症の各種病態、血液性状、さらには現場における治療の試みまで幅広く解説いただきました。エンドトキシンが牛の生産性に影響を与えているだろうということは、現場で感じていてもルーティンに測定できる項目ではないため、大変興味深い講演になりました。
その後、NOSAI山形植松先生をコーディネーターとし、新井先生をアドバイザーとし、パネルディスカッションが行われました。パネラーはNOSAI山形戸田先生、NOSAI福島武地先生、NOSAI山形三山先生、NOSAI宮城松田先生の4名で、各県各地区の臨床現場における生産性阻害要因とその対策が発表され、その後活発な質疑応答がなされました。
南東北しゃくなげ会我孫子会長、総合司会をおつとめいただいたNOSAI山形三澤先生はじめしゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。