概要
開催場所・日時
2017年10月20日(金)
ホテル東日本盛岡 岩手県盛岡市大通り3丁目3-18 019-625-2131
基調講演:「乳用牛のカウコンフォートについて」
講師:酪農学園大学 獣医学群 教授 中田 健
講演:「岩手県におけるカウコンフォート(特に暑熱対策)の取り組みについて」
講師:全農岩手県本部 生産指導課 課長 大津 信一
ゼノアック情報コーナー:「製品紹介」
講師:日本全薬工業株式会社 営業本部 学術部 PAテクニカルサービスチーム 西川 史人
ダイジェスト
2017年10月20日、ホテル東日本盛岡にて、第9回北東北しゃくなげ会が青森、秋田、岩手県の産業動物臨床獣医師を中心に約90名のご出席のもと盛大に開催されました。メインテーマを「カウコンフォート」とし、酪農学園大学 獣医学群の中田 健教授が「乳用牛のカウコンフォートについて」と題して講演されました。カウシグナルズを用いた疾病予防の視点を中心に臨床現場でもすぐに応用できる考え方として疫学解析の重要性をご紹介いただきました。また、全農岩手県本部 生産指導課の大津信一先生からは「岩手県におけるカウコンフォート(特に暑熱対策)の取り組みについて」と題して、岩手県で10年以上前から取り組んでいるカウコンフォートの具体的な対策事例をいくつかご紹介いただきました。特に暑熱対策における換気システムについて、各換気方法とその問題点や改善ポイントを中心に写真を交えて詳しくわかりやすくご説明されました。どちらの講演も改めて牛や環境を見直す機会となり、参加者から大変好評でした。
北東北しゃくなげ会佐々木会長、研修会総合司会をおつとめいただいた白戸先生はじめしゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。