
ワクチン
最終更新日:2022年3月4日
サーコバック
動物用医薬品
要指示
劇薬
指定
特長
●有意で持続的な抗体産生を促します。
●適正粘度で接種がしやすいワクチンです。
●副反応が少ないワクチンです。
●本ワクチンのアジュバントは、動物性原料を全く含有しない安全な新規のアジュバントです。
●本ワクチンのアジュバントは高い免疫原性※を有しています。
※免疫系を活性化して抗体産生を適切に促したりさせる能力のことをいいます。
- 発売日
- 2008/8/19
- 製造販売業者
- セバ・ジャパン株式会社
- 販売元
- 日本全薬工業株式会社
- 成分・分量
- 1. 抗原バイアル(16.7mL)中
主剤:PK15細胞培養不活化豚サーコウイルス2型1010-25株
・・・3.5 log10 ELISA 単位以上
保存剤:チメロサール・・・3.01mg以下
溶剤:リン酸緩衝食塩液・・・残量
2. アジュバントバイアル(33.3mL)中
保存剤:チメロサール・・・3.33mg以下
アジュバント:軽質流動パラフィン・・・12.5g以下
アジュバント:ポリソルベート80・・・375mg
アジュバント:ポリソルベート85・・・1700mg
アジュバント:モノオレイン酸ソルビタン・・・300mg
溶剤:リン酸緩衝食塩液・・・残量 - 効能・効果
- 1. 豚への投与における効能又は効果
豚への投与後の能動免疫による豚サーコウイルス2型(PCV2)感染に伴う死亡率の改善、発育不良豚発生率の低減、増体量低下の改善、リンパ組織病変の軽減、臨床症状の改善、ウイルス血症及びウイルス排泄の低減
2. 繁殖雌豚への投与における効能又は効果
繁殖雌豚への投与後の能動免疫によるPCV2感染による産子数や離乳頭数の減少の軽減、ならびに子豚における受動免疫によるPCV2感染に伴うリンパ組織における病変の軽減、PCV2に起因する斃死率及び臨床症状(斃死、発育不良及びリンパ節の腫脹)の軽減 - 用法・用量
- 抗原液及びアジュバントの各バイアルをそれぞれよく振盪した後、抗原液全量をアジュバントバイアルに注入し、泡立てない程度にゆっくり10回程度転倒混和し、下記の量を豚の耳根部後方の頚部筋肉内に注射する。
3週齢以上の豚に0.5mLを1回注射する。ただし、繁殖雌豚に対しては以下の方法で免疫を行う。
1. 初回免疫
1.1 母豚候補豚
1回2mLを交配前3~4週間隔で2回、さらに分娩前に1回の計3回注射する。ただし、2回目の注射は交配予定日の3~4週間前、3回目の注射は分娩予定日の2~4週間前に行う。
1.2 産歴のある妊娠豚
1回2mLを3~4週間隔で2回注射する。ただし、2回目の注射は分娩予定日の2~4週間前に行う。
2. 次回以降の免疫(初回免疫豚の次回妊娠時以降の免疫)
1回2mLを、分娩予定日の2~4週間前に1回注射する。 - 使用上の注意事項
- 添付文書参照
- 保管上の注意事項
- (1)小児の手の届かないところに保管すること。
(2)直射日光、加温及び凍結は品質に影響を与えるので、避けること。 - 貯法
- 2~8℃、暗所