
輸液剤
最終更新日:2022年6月6日
酢酸リンゲル糖-V注射液
動物用医薬品
本剤は酢酸リンゲル液にブドウ糖を加えた輸液剤です。本剤に配合される酢酸ナトリウムは、心筋や肝臓の組織以外に全身の骨格筋でも代謝されます。このため肝機能が未熟な子牛や低下している牛においてもアシドーシスの補正効果が期待できます。また、ブドウ糖を含むため、分娩後間もない牛や下痢・肺炎などの消耗性疾患に罹患した子牛に使用しやすい製剤です。
特長
1. 細胞外液の補給
2. 酢酸ナトリウムによるアシドーシスの補正
3. ブドウ糖によるエネルギー補給
- 発売日
- 2021/3/1
- 製造販売元
- 日本全薬工業株式会社
- 添付文書
- 〔添付文書PDF〕酢酸リンゲル糖-V注射液(AHB1)
- 成分・分量
- 本品100mL中
塩化ナトリウム 600mg
塩化カリウム 30mg
塩化カルシウム水和物 20mg
酢酸ナトリウム水和物 380mg
ブドウ糖 5000mg - 効能・効果
- 牛:細胞外液の補給、アシドーシスの補正、エネルギーの補給