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第37回関東しゃくなげ会
INDEX
概要
開催場所・日時
2016年06月17日(金)
上野 精養軒 東京都台東区上野公園4番58号 03-3821-2181
【テーマ】『畜産現場の感染症コントロール』~肉牛農場の呼吸器病コントロール~
講演1:「肉牛のワクチネーション」
講師:一般財団法人日本生物科学研究所 平 修
講演2:「肉牛飼養における呼吸器病と免疫」
講師:酪農学園大学 大塚 浩通
講演3:「肉牛経営の疾病コントロール」
講師:NOSAI宮城 松田 敬一
ゼノアック情報コーナー :「消毒剤の紹介」
講師:日本全薬工業(株) 営業本部学術部 西川 史人
ダイジェスト
2016年6月19日、上野精養軒にて、第37回関東しゃくなげ会研修会が産業動物臨床獣医師を中心に約200名のご出席のもと盛大に開催されました。メインテーマを「畜産現場における感染症コントロール ! ~肉牛農場の呼吸器病コントロール~」とし、3名の先生方にご講演をいただきました。最初の講演は、日本生物科学研究所の平先生が「肉牛のワクチネーション」と題し、免疫の仕組みやBRDCの発生メカニズムからワクチンのタイミングまでをご紹介いただきました。第2講演は「肉牛飼養における呼吸器病と免疫」と題し、酪農学園大学の大塚先生にご講演いただきました。実際に肺炎の多発する牛群において行った免疫プロファイルテストの結果を基に、呼吸器病を予防するための飼養管理などをご紹介いただきました。3番目の講演は「肉牛経営現場の呼吸器病コントロールについて」と題し、宮城県農業共済組合の松田先生に現場における具体的な呼吸器病対策や聴診による肺炎と気管支炎の比較、治療法をご紹介いただきました。最後に参加者全員で総合討論が行われ、呼吸器病対策を改めて考え直す研修会となりました。
意見交換会では、昨年同様に牛乳で乾杯が行われ、非常に盛り上がりました。
関東しゃくなげ会の佐々木会長、総合司会をおつとめいただいた日本大学の堀北先生はじめしゃくなげ会役員の先生方に感謝申し上げます。